Ubuntu11.10 server gnome-classic 英語版にiBus+Anthy日本語環境設定

Ubuntu11.10 server gnome-classic 英語版に日本語環境設定を試みると、何かと不都合がでる。全てはUnityを使わないことから来る困難らしい。

11.10 Serverをインストールした後に、Gnomeの最小インストールとNXサーバの組み合わせで、NXクライアントからアクセスできるようにする。

先ずは基本的な設定から、

sudo apt-get install --no-install-recommends ubuntu-desktop
sudo apt-get install gnome-shell

NXサーバの設定、
http://d.hatena.ne.jp/johnyuan2000/20120404/1333537310


これでNXクライアントからアクセスするとgnome-classicが立ち上がる。そこで、Applicationメニュー>Other>SynapticでiBus+Anthy環境をインストール…と思ったのだけど、そもそもSynapticが動かない。11.10からはSynapticが標準でインストールされないらしいので、Applicationメニュー>UbuntuSoftwareCenterでインストールしたのだけれど、それでもパーミッションの問題が有るらしくSynapticのウィンドウは開かない。本来なら、メニューに有るのだから何とかメニューから動かすようにパーミッション等を調べるべきなのだけど、面倒なので毎回ターミナルから

gksudo synaptic

で済ますことにする。

次に、日本語関係のフォントインストールをApplicationメニュー>SystemTools>SystemSettings>LanguageSupportから行い、最後にKeyboard input method systemをiBusに設定するのだが、ここでまた問題が一つ。これを選んでも手動で

ibus
ibus-gtk3
ibus-Anthy

をインストールしないと、日本語切り替えバーがでてこない、でてきてもAnthyが選択できない等の問題がでる。それでも、gnome-classicスタート直後は切り替えの為のインディケータはでてこないので毎回Applicationメニュー>Other>Keyboard input methodでインディケータをメニューバーに出現させなくてはならない。(そうしなくてもgnome-classicスタート時にロードできるとは思うけれど、面倒なので今回はそのまま。)

最後に頻繁に使う、Alt+Grave(US配列キーボード)またはAlt+全角(日本配列)がUnityのウィンドウ切り替えのデフォルトショートカットとぶつかっていてるのを回避する。
Applicationメニュー>SystemTools>SystemSettings>Keyboard>shortcuts>Switch windows of an application:Alt+Grave(Default)から例えばAlt+PageUp等に変更する。

実はCompizConfigを使って変更しようと思ったのだが、結論は出来なかった。